【提案】個人墓(ハコ墓)

墓地

近年、「甥っ子・姪っ子」が「叔父・叔母」の葬儀を行うケースが増えてきました。
いわゆる「お一人様」を見送るわけですが、葬儀までは問題無く行えます。しかしながら、「納骨だけ甥っ子姪っ子の家のお墓以外」で納骨や永代供養をするケースが増えてきています。
昔の個人墓とは少しコンセプトが違いますが、何故このような形の提案かは後程説明いたします。

個人墓の概要

大きさは6 寸ツボ体積を基準として9,000 立方㎝内寸(9リットル)
遺骨をツボから出して精霊袋などで直接収蔵するので小口はNG
前面カバー等の石はコーキング接着でOK
高さ28×幅15×奥行26が全体の寸法です。
見た目はカクカクよりも広辞苑とか辞書のような立体感にすると、並べた際に丸みがあって奇麗です。
本体部分は研磨された板石を使用、前面カバー部分が別色石で複数用意して使用する人が好きな色を選択出来るようにすると良いかと。
男の人が1ハコ何とか持てる重さになるので、より薄く軽量化を図るのであれば、底面石に穴を開けるとか、石板を薄くして内側をアングル固定+コーキングで強度を上げるとかすると良いかと。

個人墓の利用基準

1ハコにお一人様までとし、契約者から2親等血縁者からは、1ハコに遺骨をまとめてもOK
といった利用基準は設けた方が良いかと。

個人墓の契約料について

1ハコ毎に対しての安置料とする
安置料内訳としては、ハコ代+年間管理費+永代供養料など
契約期間が過ぎると自動的に合祀で永代供養とした方が良いかと。

個人墓の設置棚について

ハコ墓(個人墓)を安置するためにハコ棚(安置棚)を用意する必要がある
ハコ棚のイメージとして『本棚』が良い
棚は3段程度で見やすい高さになります。シンプルな本棚のような棚も良いですし、いろいろアレンジした棚をお寺が設備として作れば良いかと。
分譲型のマンション墓と同様に、背面は本堂や境内墓地の外側にすることによって敷地を効率良く、また、お参りがしやすい形となります。

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